動きと姿勢のヒント
「背中が長く広く」と胸腰ファシア、大殿筋、脚のファシア
2021年8月31日 アレクサンダー・テクニークワークショップ、クラス動きと姿勢のヒント
「頭が前へ上へ」では、首の周りのファシア層と僧帽筋、肩甲骨(それと一緒に動く鎖骨)の動きが重要でした。「背中が長く広く」では、もちろん頭の動きも重要ですが(なにしろプライマリ[primary 主要な]ですから)、特に広背 …
アレクサンダーが行った「本」を使うワーク
2021年8月20日 アレクサンダー・テクニークワークショップ、クラス動きと姿勢のヒント
アレクサンダー・テクニークで「本」を使うと言えば、「ライング・ダウン(セミ・スパイン)」で、頭の下に使うことが良く知られていますが、アレクサンダーは他にも背中の感覚を鋭くするために使いました。 それについてウォルター・キ …
坂戸ワンデイワークシップ第1回「頭が前へ上へを知る」が終わりました
2021年7月11日 アレクサンダー・テクニークワークショップ、クラス動きと姿勢のヒント
昨日初めての坂戸ワンデイ・ワークショップが終わりました。このワンデイ・ワークショップでは、毎回アレクサンダー・テクニークの基本的なテーマを取り上げて、それを深く掘り下げて行きます。6人以下という小人数で、1日かけて1つの …
頭が前へ上へを考えるときのシンキングの質
2021年7月11日 アレクサンダー・テクニークワークショップ、クラス動きと姿勢のヒント
アレクサンダー・テクニークは本では学べない、と良く言われます。その一方で、アレクサンダー自身は、誰にも教わらずにこのテクニークを作ったし、その手順は彼の本の「自分の使い方」に書いてあるのだから、独学できるはずだ、と考える …
頭が前へ上へ行くための身体の構造
2021年6月29日 アレクサンダー・テクニークワークショップ、クラス動きと姿勢のヒント
「頭を前へ上へ」は、アレクサンダー自身が生徒に考えるように言っていた基本的なディレクションの一つです。私たちの身体には「頭を前へ上へ」と持ち上げてくれる筋肉はないので、このディレクションは「筋肉に行わせる」(彼はそれを「 …
身体のしなやかな動きを作り健康になるために、胴体の滑り面を知る
2021年6月27日 アレクサンダー・テクニークワークショップ、クラス動きと姿勢のヒント
みなさんは、自分の胴体についてどんなイメージを持っていますか。腕や脚を動かすときに、胴体はその引張りを受けていろいろな所が動くでしょうか。それとも、前回のブログで甲殻類に例えたように、ロボットのように一つのまとまった塊で …
甲殻類のように自分を動かすか、それともしなやかな動きが持てるか
2021年5月31日 アレクサンダー・テクニークワークショップ、クラス動きと姿勢のヒント
多くの人が、腕や脚を幾つかの塊として動かしています。老齢で動きの悪い人を見れば、特に脚が一つの機械部品のように塊に見えます。これは、蟹のような甲殻類のイメージを持ってしまっているのでしょう。若い人でも胴体の一部がそうなっ …
大腿筋膜は「筋膜」の名前がついていても大腿の全体を覆っているし、腸脛靭帯は靭帯ではない
2021年5月30日 アレクサンダー・テクニークワークショップ、クラス動きと姿勢のヒント
ファシア [fascia] を「筋膜」と訳すことで、「筋肉だけを覆っている膜」という印象を与えていて、それが混乱を招くことを、レクチャーで指摘してきました。例えば個々の筋肉を覆う膜は「筋外膜 [epimysium]」 と …
カラ・ステッコの「ファシア系の機能解剖アトラス」
2021年5月29日 アレクサンダー・テクニークワークショップ、クラス動きと姿勢のヒント
カラ・ステッコの「ファシア系の機能解剖アトラス Functional Atlas of the Human Fascia System」の英訳本(大型本で374頁原著はイタリア語。和訳本「筋膜系の機能解剖アトラス」もあり …
ファシア・レクチャー 第3回 「頭から首と腕にかけてのファシア、手の繊細な動き――全体性とハンズ・オン・バック・オブ・ザ・チェア」を池袋で行いました
2021年3月28日 アレクサンダー・テクニークワークショップ、クラス動きと姿勢のヒント
昨日(2021年3月27日)ファシアレクチャー第3回を池袋で行いました。 申込は12人だったのですが、残念ながら体調不良で2人の方が欠席でした。欠席された方々の早い回復を願っています。今回の内容と、参加者の感想を届けさせ …