BodyChanceのプロコースで教えるアレクサンダー・テクニーク教師ヤスヒロ(石田 康裕)のページです。テクニークの歴史や役立ち情報など多くを載せています。教育分野(学校の先生など)での応用にも力を入れています。ヤスヒロは、埼玉・東京でのレッスン、出張レッスンを行っています。機械工学修士で27年間、高校で教えました。
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動きと姿勢のヒント

筋肉は「ファシア・テンサー」としての役割を持つ――シェイプ・アップを図り、メカニカル・アドバンテージを得るために

「テンサー」とは、「引張りを行うもの」という意味です。筋肉は力を出して、普通は骨を動かすものと考えられてきました。ところが、ファシアの研究が進んだことで、筋肉はもう一つの重要な役割を行っていることが分ってきました。さまざ …

腕の複雑で繊細な構造――なぜ筋―骨格系では手や指の精密なコントロールができないか

この1年間、わたしは60肩で苦しみ、特にギターを弾くとそれが現れました。しかし、その改善に長期的に取り組んだおかげで、いろいろなことが分って来たし、その前にはできなかったことができるようにもなりました。 その過程で分った …

アレクサンダー・テクニークの深遠さと声・「自分の使い方」

アレクサンダー・テクニークはとても深いので、学ぶ人が「その深さが果てしない」という予感を持てないと(予感でしかないのは、本当の深さはそこに達してないと分らないからです)、浅い理解に留まってしまいます。 理解が浅いだけでな …

「筋紡錘」は身体の「張力ネットワーク」の感覚受容で中心的な役割を果たす

今回は、つい2週間前に知ったことで、わたしが持っていた身体観を大きく変えたものについてです。 自分や他の人の動きを考えるときに、いろいろなアイデアを持てそうです。 伸張反射と筋紡錘 第2回のファシアレクチャーで、実用的な …

頭と首と背中のファシアとの働き

脚を中心に扱った第2回のファシアレクチャーの重要な内容の一つは、健康な生活のためには、脚全体を包んでいるファシア(大腿ファシアと下腿ファシア)を考える必要があることでした。レクチャーで紹介したように、こののファシアが弛ん …

ファシアレクチャー第3回「頭から首と腕にかけてのファシア、手の繊細な動き――全体性とハンズ・オン・バック・オブ・ザ・チェア」のお知らせ

ファシアのレクチャーも、ついに最終回の3回目になります。 1、2回目は、それぞれ30名ほどの参加を頂きました。何かの役に立って入れば良いと思います。 このファシアレクチャー全体の目的は、身体を今までの「筋―骨格系」から「 …

池袋レクチャー第8回「張力ネットワーク・感覚入力器官としてのファシア ――全体性と脚、モンキー 」(ファシア第2回目)が終わりました

ファシアレクチャーの第2回目が終わりました。参加者のみなさん、お疲れさまでした。とても楽しいレクチャーで、3時間があっという間に過ぎました。同じ内容を、12月初旬に梅田で、さらに12月末にオンライン開催も行いますが、その …

感覚を受け取るセンサーと、それがどう動きに影響を与えるか

「ファシア」についての第2回レクチャーが迫って来たので、このところその内容をどのように構成しようかとずっと考えています。知識と実際の応用を組み合わせたものにしたいと思っているので、ストーリー性と後で復習できる情報を入れて …

自分の脚の間違った使い方に気づいて、それを改善する

アレクサンダー4冊目の本のタイトルは、「生きている上で変わらないもの」で、自分の間違った使い方は、自分が何をやっていてもいつも「変わらず」悪い方に作用するし、逆に良い使い方は、いつも「変わらずに」良い方向に作用する、こと …

アレクサンダー・テクニークと身体の「張力ネットワーク」

ファシアを、単純に「筋膜(筋肉を覆っている膜)」と考えることは間違いで、身体全体に張り巡らされた「張力ネットワーク」と考える必要があることを第1回のレクチャーで話しました。特に、皮膚の直下にある表層ファシアがどのようなも …

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