定員6人ですが、今年は6人の参加者全員が4日連続で出席してくれました。
そのため、4日間の蓄積により身体が変わる内容を入れています。
また、教師資格を持っていたりそれに準じる方が4人いたので、ATを教える力を上げることにも時間を使いまhした。
坂戸市内のホテルに宿泊した方が3人、残りの3人は都内からの通いでした。

4回目の今回の課題テキストは、アレクサンダーの4冊目で最後の著書「いつも人に影響するもの(UCL)」です。
この本で、晩年のアレクサンダーが自分のテクニークをどう考えていたかを知ることができます。
本の主要な箇所を抜粋して、毎日取り上げました。

4日間のWSの内容と、参加者の4日間を通しての簡単な感想を載せます。

5月3日(金)
 1.歩く
 2.UCL1章 使い方 機能、反応、プライマリ・コントロール インヒビション+ディレクション
 3.ドア・エクササイズ
 (昼)
 4.ライング・ダウン
 5.HOBC(ハンズ・オン・バック・オブ・ザ・チェア)
 6.ティーチング+アクティビティ
5月4日(土)
 1.歩く
 2.UCL5章 パートⅠ、Ⅱ  人の耽溺の特性
 3.ドア・エクササイズ
 (昼)
 4.ライング・ダウン 息を吸うときに背中が上に上がるように
 5.HOBC
 6.ティーチング+アクティビティ
5月5日(日)
 1.UCL5章パートⅢ 人の姿勢の耽溺について
 2.立つ、歩く(自分の耽溺にきづく)、正しく心地よく感じるもの
 3.ドア・エクササイズ
 4.息を吸うときに背中を上げる(昨日の復習)、「銀河鉄道の夜」の朗読
(昼食)
 5.ライング・ダウン
 6.HOBC 特にディレクションを出すこと
  指、手首、肘、上腕(大胸筋や、広背筋がストレッチして)、胴体を腕が支える

5月6日(月)
 1.ドア・エクササイズ
 2.コグヒルの評価(UCLから)
 (1)ATは「体勢」を作る   (動きではなくディレションを作る)
 (2)全体(トータル)パターンと部分(パーシャル)パターン
 (3)「イスは健康に最悪」
 3.HOBC   銀河鉄道の夜

(昼)
4.ライング・ダウン
5.アクティビティ

【参加者感想】

(Y.H.さん)
ATについて7年間ほど、分らないとモヤモヤしていたこと、思い込み、気づいていないこと、がクリアになったことで、嬉しくもあり。時間を無駄にしたことへのショックも受けています。参加して本当に良かったです。
反応にびっくりしたり、心配したり、おそれたりしないで、自分の願いと行いたいことにATを使って、一つ一つ行っていく人生にすることに取り組んでいこうと思います。

(I.D.さん)
具体的に手を使ってのティーチングで、自分の課題をよく自覚して取り組むことができたので。価値がありました。また対面のレッスンを受ける機会が楽しみです。
今後は、骨盤を含む下半身をより自然に自分の意識化に組み込んで、ディレクションを出せるようにして行きたいです。

(O.M.さん)
自分から動こうとしてないつもりでいても、そうしていることが多いので、より気をつける必要性があるとわかりました。
ほかの方々の向上心の高い方ばかりですので、とても良い学びになりました。

(O.N.さん)
4日間、個人的には肉体的に結構大変でしたが、後になるほど慣れてきたのか身体が楽になってきました。体が変わってきたとすれば嬉しい限りです。4日間で集中して学べておうく吸収できたと思います。ありがとうございました。
できるだけアレクサンダーを日常生活に取り入れていこうと思います。

(D.T.さん)
4日間の集中できる環境がとても良かったです。BodyChance6年目のようで、継続して学びを続けられる状況もとてもありがたいです。6年学んで、ようやくほんの少しインヒビションとディレクションについての理解ができたと思います。

(K.J.さん)
なかなか分りにくいプロシージャを丁寧に何回もやっていただいて、これから少しずつ試していく大きな始まりとなりました。様々な質問を丁寧に何回も説明していただき、ありがとうございます。
4年連続で参加しましたが、今回が一番学びがあったように思います。