一昨日(2021年9月4日)に、タイトルのWSを参加者4人で開

先月のことになってしまいましたが、9月23日に前半の4回目のレクチャーが終わりました(後半は11月から始まります)。

いろいろファシアの本を探した後で、最も良く学ぶことができるこの本をようやく見つけ、
じっくり学びたいと思って始めたレクチャーです。
テキストの準備や、レクチャーの準備で予想以上に多くの時間がかかっていますが、やはりそれだけの価値があります。

なかなか吸収の悪いわたしの頭にも、少しずつ定着が進んでいて、ときどき新しいアイデアになって現れてくれます。

参加者の皆さんには、それなりの準備をしてレクチャーに臨んでもらうという当初の予定でしたが、レクチャーを聞いて概要を掴んで、その後にテキストを読むと言う方も、一部しか読まないという方もいらっしゃったようです。

4回行った1時間半のレクチャーは、全体の概要を掴めるように、そして何か所かの重要な部分についてイメージを明確に持てるように構成しました。

18名の参加者の中で、数人の方から頂いた感想を載せさせて頂きます。

第1回の感想

(N.K.さん)
筋~骨格~ファシア系 として身体を捉えるという考え方、ファシア面が連続してつながっているということ、テンシグリティーとファシア、ファシアは全体に渡る固有感覚器官として働く、
ということが全て、今までやってきたことの科学的な証明になったような気がしてとても納得しました。
(上腕二頭筋腱膜については理解するまでもう少し時間がかかりそうです)

(I.T.さん)
今日もありがとうございました。
もともと、骨筋肉からして、こまやかな事実をみつめるのは苦手なほうですが、にもかかわらず、ファシァというマニアックな細かい部分を学んでいるのは不思議。
ピアノひけないし、楽譜読めないのにショパンのピアノ協奏曲を練習することで楽譜をよめるようになっていこうとしている私の傾向と、おんなしことをしています。
テンセグリティな、蜘蛛の巣感覚のある私になるのは憧れです。

(M.W.さん)
本の内容を要約したパワーポイントのおかげで概要をさらうことができ、随所に空欄に当てはまるものを考える瞬間もあったため集中して学ぶことができました。ファシアはすべて密性結合組織の分類であることと、ファシアは筋肉を骨につないだり、筋肉同士をつないだり、筋肉をファシアにつないだり、各組織が協調して機能するために様々な役割を果たしていることが良く分かりました。

(Y.A.さん)
聞く時間が多い講義でしたが、やすひろさんの話すスピードが、聞き慣れない言葉を聞くのにちょうどいい速度で、分かりやすかったのと、パワーポイントが見やすくて、最後まで眠くならずに、集中できました!以前ファシアWS受けたにもかかわらず、ほぼ単語は忘れていましたが、聞いたら思いだす感じが、学生時代のようで逆に楽しかったです。

印象に残ったのは、上腕二頭筋のファシア展開の話です。簡単な筋肉の本にも、上腕二頭筋腱膜を介して前腕筋膜へと書いてあるのに、図がないからか、スルーしていました。イメージできるようになりたいです。

(D.T.さん)
本日の第一章に出てくる単語は、以前学校で生理学を学んでいた時に聞いた単語も多くあるなと思いました(内容はほぼ忘れています。)

この部分はファシアでも生理学でも序論(これから学んでいくための事前知識)のようなところもあり、正直一人ではテキストを読むのが苦痛でしたが、レクチャーを聞いて入ってくることも多く、予習ではなく復習としての方がテキストを読めそうです。

全体の感想は・・・次のように改めて考えてみるべき事柄多く、楽しかったです。

・筋肉をファシアにつなぐ密性結合組織。

→その際に康裕さんが体形が変わるという話しをされたのですが・・・。

以前から自分の中で、例えばヨガをやっている方々はヨガっぽい体形、太極拳をやっている方々は太極拳ぽい体形になるなあと、漠然にでも少し不思議に思うことがあって・・・あ、なるほどと思いました。(思考や意図なども関係しているとは思いますが)

(一部だけ掲載させていただきました)

第2回の感想

(N.K.さん)
ファシアは我々の身体のカタチを作ってくれるもの
筋肉がファシアを引っ張るので、筋肉を通してファシアに働きかけることができる⇨ハンズオンに役立
ちそう
解剖図は苦手ですが、みれば見るほど慣れてきそうな気もします・・。
筋ファシア層とは?

(M.W.さん)
身体を動かすときに、ファシアを通じて滑ってくれることがなぜ大事かについてイメージが湧くようになり、自分の身体に触れたときに皮下組織に滑る層があることがイメージできるようになりました。
1章、2章で用語や皮下組織の基本の構成を学んだことで、解剖の映像を見たときに何の話をしているか以前よりわかるようになり、グロテスクに感じる面が弱まり、純粋に構造や滑り具合に興味を持てるようになりました。
表層ファシアと表層/深層皮膚支帯が一体になって滑ることで、皮膚が筋肉につなぎ留められていられるしお互い影響を受けずになめらかに動くことができることや、 SATは外力からの保護を行い、DATは筋ー骨格系で起こる動きの他への影響を緩和してくれていることが印象に残りました。

(H.R.さん)
ビデオが印象に残りました。(一人では見るのにちょっと躊躇したかも・・)。
ファシアの質感、張りがよくわかって
ファシアが、少し知っているものになった気がします。
本の写真に訳を写していますが、意味もわからず写していたところが、話を聞きながら、少しわかってきたように思います。
身体の部分によってファシアの付着があったり、ぺりぺりっとはがれる部分があったり、またファシアによって滑りが起こる感じなど、人の動きとの関連性につながっていくところが面白いと思いました。

(Y.A.さん)
ビデオが多かったので、視覚でカラダの立体的なイメージが深まったと思います。
最後にちょっと質問しましたが、腹直筋や脇腹辺りのファシアがペロンと剥がれるシーンが印象に残りました。この部分は肋骨と骨盤がない、可動域のある腰椎の部分なので、やはりカラダの可動域の大きい部分は、ファシアも最初から動きやすいのかなと、動きとファシアがリンクしました。

(D.T.さん)
本日のレクチャーは、自分が日々お会いする患者さんの症状について、ファシアの側面から多々考えることができました。
そしてそれらの考えは他ではほぼ教わったことがなく、ですが同時にこれらの考え方の方がより妥当なのでは? 或いはこれらを含んだ考え方が必要なのでは? と思いました。
またヤスヒロさんもおっしゃっていた「筋肉の動き」ではなく、「筋肉が動かすファシアの動き」という言葉は印象的ですし、なるほどと思いました。引き続き探究したいと思いますし、施術やATでも意識したいと思いました。
また、ヤスヒロさんが最後におっしゃった「(ファシアの動きなど学んだことを)自分の体(動き)に当てはめる。」は・・・耳が痛い言葉でした(汗)。
上記に諸々書きましたが、ATではまず最初に必要なことはこれだなと思いました。
(これを忘れない方法があればな・・・と思います。)

第3回の感想

(N.K.さん)
背中の胸腰ファシアL4から下は脊椎にくっついていないので、広背筋の力と大臀筋の力のやり取りがある⇨動きが関連する
張力ネットワークとしての力の伝達
繊維芽細胞が深層ファシアの中で伝達をする
支帯(腱膜ファシアが厚くなったもの)が感知を行い固有感覚に重要
という点が目から鱗・衝撃でした。
機械的な情報伝達とは?

(I.T.さん)
今日印象的だったのは、骨、筋肉での動き70%に対して、筋膜などが30%もの動きを作っている、というところでした。
最近、内臓同士がそれぞれ弱い部分を補いあうネットワークを形成していることが、より鮮明になったというニュースもありましたが、筋肉骨ならず、筋膜も動きのネットワークのメンバーであることが明らかになってきたのも、それに似たものを感じます。
つまり、人体は人が思っていたよりも、もっとずっとこまやかに緻密にサポートしあっているという感動です。すごいですね。

全体的な感想としては
前回よりも内容が入ってきました。わからないなりに写真を眺め、文章を読み、さきに少し予習しておいたからでしょうか。
テンセグリティを生み出す素の素、体のなかの蜘蛛の巣感が、体にバネ感をかんじさせてくれます。そんなところで、知識じゃなく、感覚でつかめるとこだけでも掴みたいです。勉強はしませんが。ありがとうございます😊

(S.M.さん)
胸腰ファシアのネッターのものに矢印を示してお話しされた事もとても興味深く思いました。(背中が長く広い時のファシアのつながり)
他の生徒さんが質問して下さった事で、理解が深まりました。
最初はとっつきにくかったこの学びも、筋肉との関わりということもあり、やっと馴染みやすくなってきました。次回はもう少し予習復習したいと思います。

(M.W.さん)
深層ファシアの特徴や性質の説明と筋肉について(筋繊維、筋内膜、筋周膜、筋外膜)のおさらいと、よくわかっていなかった部分についての質問ができたため、
ファシアに関する知識と既存の筋肉の知識の整理ができました。
レクチャーを受けていて、3章はページ数が多かったからか一度読んでも忘れてしまっている箇所が多々あったため、読み直そうと思います。
これらの知識をどう活かすかを4章以降で探っていけたらなと思います。

印象に残ったのは次のことです。
・胸腰ファシアが脊椎の一部・僧帽筋・広背筋・大殿筋それぞれとつながっていること。
・脳を介さず細胞だけでも様々な機能を発揮してくれていること。
・ファシアの中にある線維芽細胞が機械的な信号伝達を行い、その性質を変えたり周りの細胞に変化を伝えて協調して働いている。

(H.R.さん)
ファシアを介して離れた場所もつながっていることに驚きました。
3章ではたくさんファシアが出てきて、(腱膜ファシアとか、胸腰ファシアとか) 混乱していましたが、ビデオをみて整理ができたので良かったです。
それぞれの違い、特徴がわかったのでもう1度資料を読んでみようと思います

(D.T.さん)
今回は深層ファシアについてでしたが、その内容を聞きながら改めて表層ファシアや、ファシアって?とか、ファシアの存在理由(役目とか目的とか)等々いろいろ思いが巡りました。

例えば、ふと何故ファシアには表層と深層の2層あるのだろう?とか・・・。

例えば、骨系や筋系だけで考えれば、腕は胸鎖関節から動いて、上腕骨が動いて、前腕の骨が動いてとか、大胸筋が動いて、上腕筋や上腕二頭筋が動いて、前腕の筋肉が動いてとか・・・確かにそこに動きのネットワークはありますが、(そしてそれにはもちろん神経系の働きもありますが)・・・ファシアがあるからこそ協調性といいますか、動きにまとまり(統一性)が生まれる・・・ように思いました。

また個人的には、今までも書いたことがありますが、ファシアを学んでいるとつい発生学について考えます。

骨があり筋があり神経があり・・・また筋系を学ぶ際には腱や靭帯についての学びもあり、ファシアでも表層ファシアや深層ファシアや、そしてさらに両者が合わさるところがあったり、そして筋ファシア展開におけるファシアと筋や腱、靭帯や支帯と関節、その構造やそれらによる機能、さらにはファシアと固有感覚の関係等々・・・人体が作られる際の妙といいますか、その構造と機能の妙と言いますか、組織体、統一体の妙に・・・感服いたします。

そして人体内におけるそれぞれのそして相互の機能や役割、AT的にいうと組織体におけるそれぞれの意図や目的(?)のようなものについてふと考えます。

第4回の感想

(N.K.さん)
筋紡錘と反射、伸張反射についてもっと詳しく勉強したいと思いました。
α運動ニューロンが発火するには、筋紡錘から・脊髄から・脳からの3つの信号がある⇨γも実は脳か
ら信号を送れるのか?という発想が興味深い。
深層ファシアを通じて全体のトーンを整える・バランスをとるようなハンズオン、全体のバランスを見
ながらのハンズオンは今までも行っていましたが、ファシアや張力ネットワークのことを意識しながら
するとまた変わってくるのだろうなと思い、次のハンズオンの機会が楽しみです。

(M.W.さん)
筋紡錘と伸張反射の話が興味深かったです。ただ収縮する機能が働けばよいのではなく、筋紡錘の状態を調整するγ運動ニューロンが全体の3割もあるのが意外でした。
脳を介さず筋紡錘と運動ニューロンによって反射が起こること、さらにγ運動ニューロンによって筋紡錘が伸びることで拮抗筋の伸張反射が起こって協調して力を発揮できること、
胸鎖乳突筋と僧帽筋がファシアを介してひとまとまりに存在していること、が印象に残りました。

(D.T.さん)
3章の部分では固有感覚や筋紡錘について、また背中ー殿部ーハムストリングの繋がりから考える使い方の重要性、が印象に残りました。4章では頭と首のファシアは、上肢や下肢、体幹のファシアと比べとても複雑に感じました。
4章のイントロダクションに「頭と首のファシアは重要な固有感覚の器官として働いていて~」とあり、またその後の内容でも多々これに関連することが書かれていて、ファシアの観点からもATの重要性、有用性について書かれているように思いました。


前半4回を通しての感想


(K.S.さん)
テキストには事前に目を通すようにしていますが、毎回それなりに集中しないと読み通せません。
翻訳だけ手元にあっても講義がなかったとしたら早々に挫折していたと思います。
定期的に講義があることのありがたみを感じます。

講義はアレクサンダーテクニークとの関連の中でテキストを解説してもらえるので、内容がより自分にとって意味のあるものとして捉えられます。
次の月の内容を読んでいるときにも前の月の授業動画を観ると、忘れていたところや見落としていたところがあり改めて勉強になります。
内容を行ったり来たりしていると少しずつ理解が進んでくれている気がします。

(M.R.さん)
パワポがあるので、わかりやすいです。
身体の構造について、まったく知らなかったことが分かった。
筋肉と骨しか、存在しないと思っていた。
トレーニングは、筋肉を鍛えることだと思っていたが、筋肉ではなく、ファシア?を鍛えることかもしれない、とわかって、面白かった。