BodyChanceのプロコースで教えるアレクサンダー・テクニーク教師ヤスヒロ(石田 康裕)のページです。テクニークの歴史や役立ち情報など多くを載せています。教育分野(学校の先生など)での応用にも力を入れています。ヤスヒロは、埼玉・東京でのレッスン、出張レッスンを行っています。機械工学修士で27年間、高校で教えました。

ヤスヒロ メルマガ サンプル

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[ヤスヒロ メルマガ] 2018年5月です。

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ヤスヒロ メルマガの1回目をお届けします。

1.前月のブログ

4月は、次の投稿を行いました。
まだ読んでないものがありましたら、ぜひお読みください。
(1) 2018年春の先生WSが終わりました http://yasuhiro-alex.jp/2018/04/11/spring-senseiws/
(2)パーカー・パーマー著 「自分の生き方に語らせる」(2回)http://yasuhiro-alex.jp/2018/04/13/let_your_life_speak1/
(3)新宿・朝日カルチャー「疲労を軽減するアレクサンダー・テクニーク」1回目(2回)http://yasuhiro-alex.jp/2018/04/22/asahi-less_fatigue/
(4)プライマリ・コントロールとアナトミー・トレイン(2回) http://yasuhiro-alex.jp/2018/04/27/primary-ca-train1/

2.予定のWS他

【予定のWS】
8月8日,9日,10日 「学校の先生向けのWS」http://yasuhiro-alex.jp/sensei_summer/
(指導に関心のある方は、学校の先生でなくても参加できます)

3.アレクサンダーの言葉
有名なアレクサンダー教師ジョン・ニコルスは、著書「The Alexander Technique」の中で、インター・ビューアーのショーン・キャリーに、Alexanderの次の文を引用しています。
「どこかに身体的な緊張を作り出すと、それは必ず○○○の固さを作り出すことは、科学的事実だ。」 (CCCより)

ジョンはショーンに、アレクサンダーが〇〇〇の部分に何を入れたかを聞きました。
アレクサンダー教師のショーンは、「頭-首―背中」の関係性の重要だと知っているので、
「首ですか?」
と答えました。

ジョン「そう答えて欲しいと思っていたんだ。」と言って、それは「胸、胸部」だと訂正します。
彼は、「人のユースの改善に、大きな役割を果たすのは、肋骨を解放することです……脊椎は、最適な長さになるように保たれる必要がありますが、そのとき支えを行う筋肉は、呼吸における肋骨の横方向の動きを妨げないようにする必要があるからです。」と説明しています。

【アレクサンダーの言葉】
「どこかに身体的な緊張を作り出すと、それは必ず胸部の固さを作り出すことは、科学的事実だ。」
[It is a scientific fact that all ‘physical’ tension tends to cause thoracic rigidity.]

4.動きのヒント

■座っているときの思いを変える
イスに座って休んでいたり、電車に乗って座っているときに簡単に試せる実験があります。
これは、また「自分の身体に指示を与える」ことの練習になります。
(1) 今座っている姿勢で、始めます。
(2) 骨盤から上半身の部分が、重くなり、座面にもっと力を加えていると考えてみます。
(3) 今度はそれをやめて、自分の身体が軽くなり、上方向に向けてやや持ち上がると考えてみます。
「頭が動いて、身体全体がついて行って、そうすることで、骨盤と上半身が少しだけが上方向に向かう」と考えることが役に立ちます)
(4) それをしばらく続けたら、上方向の考えをもっと強くしてみて、イスから立ち上がる動きが起きる寸前くらいまでにします。  (実際の動きは起こしません)
(5) (2)と(4) を繰返します。
繰り返して行いながら、指示の強さをいろいろに変えてみて、身体に何が起るか観察します。

同じように座っていても、「自分がどのくらい体重を座面にかけているか」の思いはひとそれぞれだし、同じ人でも、歩いた直後と座り続けた後ではかなり異なることがわかることでしょう、
「座る」ときに必ずしも体重全体をイスに任せる必要がなく、もっと「軽く」座ることができることを理解して、日常生活で使って見て下さい。

これは、「歩く」ことにも応用できます。

 

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