マージの教え方は、グループ・ワークとアクティビティ・ワークを始めたという、アレクサンダーの教え方のただの変化形ではありません。
私たちが見ることのできる1980年以降の彼女の多く映像は、マージが34歳で教師資格を取得した後に、50年以上かけて練り上げたアレクサンダー・テクニークの本当の進化形です。
コングレスを第1回から中心になって企画しているマイケル・フレデリックは、キャリントンの教師養成コースを終えた後でマージから学び、それを「大学院の学び」と呼びました。
マイケルはこう書いています。
イギリスで私が学んだのは「身心」のワークで身体が優位だったのに対して、マージは「心身」のワークで精神面が優位だ、ということです。彼女は対話をしながら人のシンキング(思考)にワークして、ハンズ・オンを行う前にある方向に連れて行くことで、その人に取り組みを始めさせます。(「マージョリー・バーストの教え方を学ぶ」(上)のオンライン対談より)
ここでのシンキングは、前回のメルマガで書いたディレクションも含みますが、その人が考えていること全体を含みます。
アレクサンダーが「心と身体は切り離すことができない」(私たちが普通にそれを考えている以上に)ことをとても強調していたのですから、その重要性は当然です。
しかし、それを実際に教えるには自分の動きについての深い探求と相当な経験の積み重ねが必要です。そこが彼女の優れているところです。
(彼女が1951年に教えているビデオがありますが、1980年以降のビデオとは教える感じが全く違います。マージは50歳以降に大きく変わっているのです。)
「マージョリー・バーストの教え方を学ぶ」(下)の5章「マージの言葉」の中の彼女
の言葉は大変がシンキングに関わるものです。
その一つを紹介します。
生徒:「自分の頭を動かしてみるのですが、私は確信が持てません。」
マージ:「あなたが確信を持つようになることは決してありません。頭を動かして、何が起きるかを見ることです。
「マージョリー・バーストーの教え方を学ぶ(下)」が完成しています。
希望される方は、https://yasuhiro-alex.jp/marj_book1/
のページからお申し込みください。目次もここに載っています。