アレクサンダー自身がチェア・ワークを教える短いビデオは良く分からないとしても、Youtubeで見るマージのビデオが分からないのは問題だと思っていました。
3年かけて彼女の本を作ることで少し見えてきましたが、同時にマージと他の第一世代教師との違いも分かってきました。
大きくは「身体モデル」の違いで、もう1つは「ディレクション」の違いです。
今回は「身体モデル」について書きます。
第1回コングレスのビデオ(今月号のメルマガで紹介したWebページにあります)、
を見ると、各流派の大元の先生たち(マージの他にキャリントン、マクドナルド、バーロー)は、ハンズ・オンによる教え方がそれぞれ違うことが分かります。
身体にどうアプローチすれば協調性が良くなるかの「身体モデル」を、それぞれが長年教える中で作り上げたのでしょう。 マージのモデルは、最初に「頭が動く」ことで、それを続けながら「体がついて行く」ことです。
しかし、「体がついて行く」を自分への指示の言葉として彼女が使うことは稀です。
マージが実際に教えるときには、「頭がデリケートに動いた」ら次に、「ここが動いて(ついて来て)」、次に「ここが動いて」とシンキングするように教えています。
だから、前回書いたように「位置ではなくて動き」なのです。
これは私には、頭の動きを中心とした「張力ネットワーク」で、身体の「筋―ファシア層」が全体として働いているモデルと感じられます。
実際に彼女が教える様子を見てみて下さい。
「マージョリー・バーストーの教え方を学ぶ(下)」が完成しています。
希望される方は、https://yasuhiro-alex.jp/marj_book1/
のページからお申し込みください。目次もここに載っています。