1週間前に終わったGW坂戸4日連続WSの報告です。

今回は、マージョリー・バーストーを取り上げました。
テキストは「マージョリー・バーストーの教え方を知る(上)」です。
午前には毎日、テキストに訳文が載せてあるマージさんのビデオ(YouTubeにはないものです)を15分~20分程度見ました。
午後は、範囲を決めてテキストを読んできてもらい、コメント」をしてもらったり、質問を受けつけたりしました。
それ以外の時間は、それをもとに何かの動きを取り上げたり、アクティビティワークを行っています。

また、多くの参加者がBodyChanceの卒業生で、手の使い方に課題があったので、4日間とも「ハンズ・オン・バック・オブ・ザ・チェア」を練習しました。
2日目には、90歳代のマージが「ハンズ・オン・バック・オブ・ザ・チェア」を教えているビデオも見ています。
(これは「マージョリー・バーストーの教え方を知る(下)」に載せる予定です。)

「マージの教え方を踏まえる」ということは、いつも「自分が何をしているか」と「何を考えているか(シンキング)」に注意を向けることです。
これはそうすべきだ、と知っていても役に立たなくて、実際の体験の中で培っていく必要があります。
この4日間の連続のWSは、マージの夏の1ヶ月のWSや冬の14日間の連続のWSには遥かに及ばないですが、それが変わる良い体験になったと思います。

来年のGW坂戸連続WS(5月2日(土)~5日(火))は、今度は「マージョリー・バーストーの教え方を知る(下)」を使って行います。
先着順で申し込みを受けつけていますので、今から時間を確保してぜひご参加下さい。
詳細、お申し込みはこちらから。

【参加者の4日目の感想】

(I.D.さん)
やはり4日続けてのワークショップは効果的で、自分がシンキングしてディレクションできる基点がしっかりできたと思います。
マージの本もとてもよく、モチベーションが上がっています。
これを自分で続けて取り組むことができれば...

(T.I.さん)
全体的に毎日が発見の連続で、とても面白かったです。
これから電車の中や他の場所で、人を観察するたくさんの材料を頂きました。4日間の間に、期待していた今の自分に必要な理解を、たくさん得ることができました。
ありがとうございました。

(M.W.さん)
マージさんのワークに触れられて新鮮でした。
首の緊張を取るには、頭が動いて全身に働きかける必要があることが分りました。
デリケートにシンキングして行きたいと思います。
4日間を通して連続して自分の課題に取り組めたし、他の人の変化を見れたことは学びになりました。
身体のしんどい状態を、先生のハンズ・オンなしに少しリカバリーすることもできました。

(D.T.さん)

マージさんを通してのATの景色は新しい景色でした。
改めて新たにATを実践、探求したいと思います。
この連続WSで、自分の中にシンキング新しいモードができた体験をしました。
それは短い時間ですぐに無くなりましたが、興味深い体験でした。
このGWWSでのアクティビティ、体験を踏まえて、シンキングやディレクションを継続して実践して行きたいと思います。
テキストの中にあったマージさんの言葉についても、さらに考えたいと思います。

(I.N.さん)

連続して学べたので、考える時間がいつもより長かったと思います。
身体で固めているところがたくさんあり、まだまだ伸びれることが分りました。
この質を生活の中でどれだけ長く続けていけるかが課題です。
どのアクティビティをしていても、基本は同じことが分かりました。
(頭のことを考え続けて、自分に気づいていて、身体を長く使い続けて、外を見ていることで、ティーチングのときは相手を見続けることです。)

(H.E.さん)
一日のワークショップは初めてでしたが、内容が深いワークと、美味しいランチ、疲れをリセットする昼寝のコンビネーションは最高でした。
ありがとうございました。
体全体がついて行くということが、前よりも分りました。
頭だけでなく、いくつかの場所を同時に意識して動きたいと思います。

(K.Y.さん)
グループだったので、人の変化を見ることができて有意義でした。
マージと他のATの先生の違いを知ることができたし、ビデオを見ることができて良かったです。
ハンズ・オン・バック・オブ・ザ・チェアもなかなか行う機会を持てなかったので、役に立ちました。

(O.H.さん)
あっという間の一日のワークショップでした。
自分で練習することは本当に大変です。
骨が折れる作業で、根気がいるし、なかなかできません。
でも今日の学びはとてもよく、私の中に少しでも根づいたら嬉しいです。
もっと楽に、簡単に良くなればいいのにな(笑)。